事業について 木村看護教育振興財団で行っている助成事業・講演会事業についてご紹介します。

平成30年度東京講演会

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 2018年(平成30年)11月10日(土)、東京都千代田区新霞が関ビル 全社協・灘尾ホールにおいて、「『未来を拓く 看護の力』-2025年における医療・看護・介護ニーズの複合化への対応と注目事例-」をテーマに、平成30年度東京講演会を開催しました。
 今回の講演会は、2025年問題に対応するために全国で地域医療構想の具体化が進められている状況の下で、「地域の医療等の在り方は利用可能な資源を踏まえながら地域自身が考えることが重要であること」を強調する趣旨で開かれました。松田晋哉産業医科大学教授の基調講演に続き、メイヨークリニックの地域医療モデルの展開、北九州市のCCRCの取組み、藤田医科大学を中心とする地域医療連携推進法人の講演が行われ、最後は聖路加国際病院における院を挙げての「せん妄対策」の報告で締め括られました。平成29年度の東京講演会と同様、国や看護関係団体、ナショナルセンターや国立病院、大学附属病院、日本赤十字社、済生会等の全国組織の病院等から副院長や看護部長の方々が、また看護系大学からも学長、副学長、学部長や学科長、教授、准教授の方々などに多数ご来場頂き、盛会に開催されました。また、今回の講演会は医療政策に関わる先進的な動向をクローズアップしたことから医師や地域医療連携推進法人の代表者の方々にも多数参加頂きました。

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 最後に講演会は、濵西千秋市立岸和田市民病院リハビリテーションセンター長(財団評議員)の閉会の挨拶で閉幕しました。
 講演会後に皆様から頂いたアンケートでは、ビッグデータを駆使して詳細な分析を行い、そこから地域医療介護のあり方をクリアに提示した松田教授のプレゼンテーションに大きく鼓舞されたとの多くの方のご感想、また、地域医療の連携を目指す各医療機関の話やメイヨークリニックの遠隔診療システムについての話が大変参考になったという声が多く寄せられました。臨床や教育の現場でこれまで以上に地域医療・看護・介護の必要性に対する意識が高まっていることが感じられました。

 夕刻からは恒例となっている看護関係者の集いが霞が関ビル35F東海大学校友会館でにぎやかに開催されました。
 木村代表理事の主催者挨拶に続き、大島一博厚生労働省老健局長、秋山智弥日本看護協会副会長(会長挨拶代読)、全国訪問看護事業協会上野桂子副会長(会長挨拶代読)など多くの来賓から看護職の皆様への温かい励ましや財団への期待等が述べられ、メイヨークリニックのChristopher Kohler氏、Karen Kleven氏、Jennifer Brickley氏、Katelyn Hudson氏からは日本の印象や日米交流の楽しさなどの話がありました。続いて、講演会でご登壇頂いた皆様のご紹介の後、清水嘉与子日本訪問看護財団理事長の乾杯で歓談に入りました。
 看護関係者の集いにも、講演会と同様、看護師を中心として医師や行政の方も加わり、財団の助成を受けた方々も加わって、お互いの交流を深め、大いに盛り上がりました。最後に、菊池弘明弘前大学名誉教授(財団理事)の閉会の辞により閉会となりました。


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